2014 年广东暨南大学日语翻译与写作考研真题
招生专业与代码:日语语言文学、外国语言学及应用语言学
考试科目名称及代码:802 翻译与写作
考生注意:所有答案必须写在答题纸(卷)上,写在本试题上一律不给分。
一、次の文を中国語に訳しなさい。(1は 20 点、2 は 30 点)
1、芸術の誕生
やまみち
山路を登りながら、こう考えた。
ち
智に働けば
かど
角が立つ。
じょう
情 に
さお
棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世
は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟っ
た時、詩が生れて、画が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣にちらちらする
ただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あ
れば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、
寛容て、
束の
間の命
くつろげ
つか
ま
を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家とい
くだ
の ど か
う使命が
降る。あらゆる芸術の士は人の世を
長閑にし、人の心を豊かにするが故に
たっと
尊 い。
2、人間評価のむつかしさ
本というものは楽しいものである。たえず新しい発見があるからである。私は最近、
慈円
じ え ん
ぐかんしょう
の『
愚管抄』を読んで、妙なことに気づいた。それは有名な
ほうねん
法然の批判のところであるが、
『愚管抄』では、その前に、ある女に故
後白河院の霊がのり移り、さまざまなことを要求
ご し ら か わ い ん
したが、
天台座主であった慈円は、後白河院が
て ん だ い ざ す
おんりょう
怨 霊 になったならとにかく、
大 往 生をと
だいおうじょう
げたからには、そういうことはあるはずはない。それは狐つきの
仕業であろうと、この要
し わ ざ
求をしりぞけさせたと得意そうに語っている。そしてその話についで「又
建永ノ年、
法然房
けんえい
ほふねんぼう
いふ
云
と
しやうにん
上 人 アリキ」と、法然に関するさまざまなスキャンダルを意気地悪い調子で報告す
る。
明らかに慈円にとって、法然は狐つきの女と同じ
たぐい
類 の人間であった。彼等は共に奇怪
な話でもあって民衆をまよわせ、
正 法 を乱す魔である。『愚管抄』には、たしかにそうか
しょうぼう
いてあるが、私は今までそれに気がつかなかった。まさか法然が狐つきの女と同じように、
同時代の最高のインテリに思われているとは思われないからである。
このことに気がついたとき私が感じたのは、先入見の恐ろしさということ、同時代にお
ける人間評価のむつかしさということである。東大総長というべき天台座主の職にあり、
学識経験ならびない慈円ですら、数少ない宗教的天才を狐つきの女と同一視した。現在に
おいてもわれわれは。彼と同じような誤り、天才を狐つきと思ったり、狐つきを天才に思
ったりする誤りを犯しているのではないか。考えてみれば恐ろしいことである。
二、次の中国語を日本語に訳しなさい。(1は 30 点、2は 20 点)
1、人食の人間
这几天是退一步①想:假使那老头子不是刽子手②扮的,真是医生,也仍然是吃人的人。
他们的祖师李时珍做的“本草什么”上,明明写着人肉可以煎吃③;他还能说自己不吃人么?
至于我家大哥,也毫不冤枉他。他对我讲书的时候,亲口说过可以“易子而食”④;又
一回偶然议论起一个不好的人,他便说不但该杀,还当“食肉寝皮”。我那时年纪还小,心
跳了好半天。前天狼子村佃户来说吃心肝的事,他也毫不奇怪,不住的点头。可见心思是同
从前一样狠。既然可以“易子而食”,便什么都易得,什么人都吃得。我从前单听他讲道理,
也胡涂过去;现在晓得他讲道理的时候,不但唇边还抹着人油,而且心里满装着吃人的意思。
黑漆漆的,不知是日是夜。赵家的狗又叫起来了。
狮子似的凶心,兔子的怯弱,狐狸的狡猾,……
注
①退一步/一歩退く
②刽子手/首斬
③煎吃/煎じて食う
④易子而食/子を
か
易へて
そう
而して食う
2、美文小説の翻訳
叙述语言连同整篇小说的发想、结构,应该是一个美的叙述。小说应当是一首音乐,小
说应当是一幅画,小说应当是一首诗。而全部感受、目的、结构、音乐和图画,全部诗都要
倚仗语言的叙述来表达和表现,所以,小说首先应当是一篇真正的美文。
这样的美文是不可能翻译的;但是我应该放弃偏激的立论退一步说,这样的美文只有在
一种情况下才能被翻译:那就是当彼岸的翻译者具备着同样的文学气质和修养,具备着另一
种语言的美文能力,特别是具备着共同的或共鸣的理解和体验,具备着同样强烈的激动的时
候,翻译或理解就是可能的,而且可能是出色的。
三、次のテーマで 600 字以上の文を書きなさい。(50 点)
『私の憧れている大学院生生活』