4-083-288-01(2)
LCD Data Projector
取扱説明書
JP
CS
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の
取り扱いかたを示してあります。この取扱説明書をよくお読みの
うえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、
いつでも見られるところに必ず保管してください。
VPL-CX3
2001 Sony Corporation
安全のために
ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しか
し、電気製品は、まちがった使いかたをすると、火災や感
電などにより死亡や大けがなど人身事故につながることが
あり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
4 〜9ページの注意事項をよくお読みください。
定期点検をする
5年に1度は、内部の点検を、お買い上げ店またはソニー
のサービス窓口にご依頼ください(有料)。
故障したら使わない
すぐに、お買い上げ店またはソニーのサービス窓口にご連
絡ください。
万一、異常が起きたら
・煙が出たら
・異常な音、においが
b
したら
・内部に水、異物が
入ったら
・製品を落としたり
キャビネットを破損
したときは
1 電源を切る。
2 電源コードや接続
コードを抜く。
3 お買い上げ店または
ソニーのサービス窓
口に連絡する。
警告表示の意味
取扱説明書および製品で
は、次のような表示をして
います。表示の内容をよ
く理解してから本文をお
読みください。
この表示の注意事項を守
らないと、火災や感電な
どにより死亡や大けがな
ど人身事故につながるこ
とがあります。
この表示の注意事項を守
らないと、感電やその他
の事故によりけがをしたり
周辺の物品に損害を与え
たりすることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会
(VCCI)の基準に基づくクラスB情報技術装置です。この装
置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この
装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、
受信障害を引き起こすことがあります。
取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
行為を指示する記号
JP 2 警告
目次
警告 .................................................. 4
注意 .................................................. 6
電池についての安全上のご注意 ........ 8
ランプについての安全上のご注意 ..... 9
信号設定メニュー .............................. 32
初期設定メニュー .............................. 35
設置設定メニュー .............................. 36
概要
本機の特長 ......................................... 10
各部の名称と働き .............................. 11
前面/側面/底面 ....................... 11
後面/左側面 ............................... 11
コントロールパネル ....................... 14
コネクターパネル .......................... 15
リモートコマンダー......................... 16
設置・接続と投影
設置する ............................................. 19
接続する ............................................. 20
コンピューターを接続する............ 20
ビデオ機器/15k RGB/コンポー
ネント機器を接続する ....... 22
メニュー表示言語を切り換える.......... 24
スクリーンに画像を映す ..................... 26
プレゼンテーションに
便利な機能 .................... 29
メニューで行う調整と設定
メニューの操作方法 .......................... 30
画質調整メニュー .............................. 31
保守・点検
メンテナンス ........................................ 37
ランプを交換する .......................... 37
エアーフィルターが汚れてきたら.. 39
トラブル時の対処................................ 40
注意メッセージ.............................. 42
警告メッセージ.............................. 42
JP
その他
設置時のご注意 ................................. 43
設置に適さない場所 ..................... 43
使用に適さない状態 .................... 43
本機の性能を保持するために........... 44
保証書とアフターサービス ................. 45
仕様..................................................... 46
索引..................................................... 51
メモリースティックの使いかたについて
は、別冊の「取扱説明書(メモリース
ティック編)」をご覧ください。
警告
3 JP
下記の注意を守らないと、火災や感電により
死亡や大けがにつながることがあります。
電源コードを傷つけない
電源コードを傷つけると、火災や感電の原因となることがあります。
• 設置時に、製品と壁やラック(棚)などの間に、はさみ込んだりしない。
• 電源コードを加工したり、傷つけたりしない。
• 重いものをのせたり、引っ張ったりしない。
• 熱器具に近づけたり、加熱したりしない。
• 電源コードを抜くときは、必ずプラグを持って抜く。
万一、電源コードが傷んだら、お買い上げ店またはソニーのサービス窓口に
交換をご依頼ください。
指定された電源コード、接続ケーブルを使う
取扱説明書に記されている電源コード、接続ケーブルを使わないと、感電や
故障の原因となることがあります。
内部を開けない
内部には電圧の高い部分があり、キャビネットや裏ぶたを開けたり改造したり
すると、火災や感電の原因となることがあります。内部の調整や設定、点検、
修理はお買い上げ店またはソニーのサービス窓口にご依頼ください。
レンズをのぞかない
投影中にプロジェクターのレンズをのぞくと光が目に入り、悪影響を与えるこ
とがあります。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因となることがあります。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに電源を切り、電源コードや接続ケーブ
ルを抜いて、お買い上げ店またはソニーのサービス窓口にご相談ください。
JP 4 警告
排気口、吸気口をふさがない
排気口、吸気口をふさぐと内部に熱がこもり、火災や故障の原因となることが
あります。また、手を近づけるとやけどをする場合があります。風通しをよくす
るために次の項目をお守りください。
• 壁から30cm以上離して設置する。
• 密閉された狭い場所に押し込めない。
• 布などで包まない。
• たてて使用しない。
お手入れの際は、電源を切って電源プラグを抜く
電源を接続したままお手入れをすると、感電の原因となることがあります。
プロジェクターの上に水が入ったものを置かない
内部に水が入ると火災や感電の原因となります。
長時間の外出、旅行のときは、電源プラグを抜く
安全のため、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
電源プラグおよびコネクターは突きあたるまで差し込む
まっすぐに突きあたるまで差し込まないと、火災や感電の原因となります。
警告
5 JP
下記の注意を守らないと、けがをしたり周辺の物品に損害
を与えることがあります。
不安定な場所に設置しない
ぐらついた台の上や傾いたところに設置すると、倒れたり落ちたりしてけがの
原因となることがあります。また、設置・取り付け場所の強度を充分にお確か
めください。
ぬれた手で電源プラグにさわらない
ぬれた手で電源プラグの抜き差しをすると、感電の原因となることがあります。
水のある場所に置かない
水が入ったり、濡れたり、風呂場などで使うと、火災や感電の原因となります。
雨天や降雪中の窓際でのご使用や、海岸、水辺でのご使用は特にご注意く
ださい。
湿気やほこり、油煙、湯気の多い場所や虫の入りやすい場所、直射日光が当た
る場所、熱器具の近くに置かない
火災や感電の原因となることがあります。
雷が鳴りだしたら、電源プラグに触れない
感電の原因となります。
アジャスター調整時に指を挟まない
アジャスターの調整は慎重に行ってください。そうしないと、アジャスターに指
を挟み、けがの原因となることがあります。
JP 6 警告注意
排気口周辺には触れない
排気口周辺はランプの熱で温度が高くなっています。手などを触れると火傷
の原因となります。
定期的にエアーフィルターをクリーニングする
約300時間使用したら、必ずエアーフィルターのクリーニングをしてください。
クリーニングを怠るとフィルターにごみがたまり、内部に熱がこもって火災の原
因となることがあります。
定期的に内部の掃除を依頼する
長い間掃除をしないと内部にほこりがたまり、火災や感電の原因となることが
あります。1 年に1度は、内部の掃除をお買い上げ店またはソニーのサービス
窓口にご依頼ください(有料)。
特に、湿気の多くなる梅雨の前に掃除をすると、より効果的です。
運搬する際は、キャリングケースを使用する
本機をキャリングケースに入れずに運搬すると、落下してけがの原因となるこ
とがあります。
警告
注意
7 JP
電池についての安全上のご注意
ここでは、本機での使用が可能なソニー製乾電池についての注意事項を記
載しています。
万一、異常が起きたら
• 電池の液が目に入ったら
• 煙が出たら
• 電池の液が皮膚や衣服に付いたら
• バッテリー収納部内で液が漏れたら
,
,
,
,
すぐにきれいな水で洗い、ただちに医師の
治療を受ける。
お買い上げ店またはソニーのサービス窓口
に連絡する。
すぐにきれいな水で洗い流す。
よくふき取ってから、新しい電池を入れる。
下記の注意事項を守らないと、破裂・発熱・液漏れにより、死亡や大
けがなどの人身事故になることがあります。
• 乾電池は充電しない。
• 火の中に入れない。ショートさせたり、分解、加熱しない。
• 指定された種類の電池を使用する。
下記の注意事項を守らないと、破裂・液漏れにより、けがをしたり
周辺の物品に損害を与えたりすることがあります。
• 投げつけない。
• 使用推奨期限内(乾電池に記載)の乾電池を使用する。
• 3と#の向きを正しく入れる。
• 電池を入れたまま長期間放置しない。
• 新しい電池と使用した電池は混ぜて使わない。
• 種類の違う電池を混ぜて使わない。
• 水や海水につけたり濡らしたりしない。
JP 8 警告
電池についての安全上のご注意