2-687-455-01 (1)
フラッシュ
Flash
取扱説明書
Operating Instructions
Mode d’emploi
HVL-F56AM
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の
取り扱いかたを示しています。この取扱説明書をよくお読み
のうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあ
とは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
© 2006 Sony Corporation Printed in Japan
安全のために
(60〜62ページも合わせて
お読みください。)
ソニー製品は安全に充分配慮して設計
されています。しかし、まちがった使
いかたをすると、火災や感電などによ
り人身事故になることがあり危険で
す。事故を防ぐために次のことを必ず
お守りください。
• 安全のための注意事項を守る
• 故障したら使わずに、ソニーデジタ
ル一眼レフカメラ専用ヘルプデスク
に修理を依頼する
• 万一異常が起きたら
本機が熱くなり
変なにおい、煙が出た場合
b
1 本機の電源を切る。
2 電池をはずす。
3 ソニーデジタル一眼レフカメラ
専用ヘルプデスクに修理を依頼
する。
警告表示の意味
取扱説明書では、次のような表示を
しています。表示の内容をよく理解
してから本文をお読みください。
この表示の注意事項を守らないと、
火災・感電・破裂などにより死亡や
大けがなどの人身事故が生じます。
この表示の注意事項を守らないと、
火災・感電・事故などにより死亡や
大けがなど人身事故になることがあ
ります。
この表示の注意事項を守らないと、
感電やその他の事故によりけがをし
たり周辺の家財に損害を与えたりす
ることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
2
目次
安全のために ........... 2
主な特長 ....................................... 4
各部の名前 ................................... 5
操作部の名前 ............................... 6
液晶表示部 ................................... 7
準備
電池の入れかた ............................ 8
カメラへの取り付け、取りはずし
かた ............................................ 10
ON/OFF切り換え ..................... 11
基本撮影
基本的な撮影(プログラムオート
(P)フラッシュ撮影).............. 12
各撮影モードでの撮影 ............... 15
応用撮影
照射角の切り換え ...................... 17
テスト発光/モデリング発光 .... 20
バウンス撮影 ............................. 22
近距離撮影(下向きのバウンス撮
影)............................................. 25
液晶表示部照明 .......................... 26
AF補助光 ................................... 27
モードボタンとセレクトボタン
................................................... 28
マニュアルフラッシュ撮影(M)
................................................... 30
ハイスピードシンクロ撮影
(HSS)...................................... 33
ワイヤレスフラッシュ撮影(WL)
................................................... 35
ケーブルを使用したオフカメラ撮
影 ............................................... 41
光量レベルの設定(LEVEL).... 42
マルチ発光撮影(MULTI)....... 44
リセット(お買い上げ時の設定に
戻す)......................................... 49
カスタム設定 ............................. 50
その他
別売アクセサリー ...................... 53
ご使用上の注意 .......................... 55
お手入れのしかた ...................... 56
主な仕様 ..................................... 57
保証書とアフターサービス ........ 59
安全のために ...................... 60
3
お使いになる前に必ずお読みください
本取扱説明書とあわせて、お使いのカメラの取扱説明書もご確認くださ
い。
本機は防じん、防滴、防水仕様ではありません
置いてはいけない場所
使用中、保管中にかかわらず、次のような場所に置かないでください。故
障の原因になります。
• 異常に高温になる場所
炎天下や夏場の窓を閉め切った自動車内は特に高温になり、放置すると
変形したり、故障したりすることがあります。
• 直射日光の当たる場所、熱器具の近く
変形したり故障したりすることがあります。
• 激しい振動のある場所
• 強力な磁気のある場所
• 砂地、砂浜などの砂ぼこりの多い場所
海辺や砂地、あるいは砂ぼこりが起こる場所などでは、砂がかからない
ようにしてください。故障の原因になることがあります。
主な特長
• ガイドナンバー56(85mmレンズ・ISO100・m)の大光量ながら、コ
ンパクト化を実現したクリップオン式フラッシュです。
• 内蔵ワイドパネルによりレンズ表示17mmまでの焦点距離に対応して
います。
• 対応レンズとの組み合わせで、高精度なADI調光も可能です。*
• ワイヤレスでのハイスピードシンクロ撮影が可能です。*
• 発光部が上方90°、左180°右90°までバウンスできる(ロック機能
付)他、下方10°で近距離撮影にも対応しています。
* カメラによっては、お使いになれない機種があります。
4
各部の名前
内蔵ワイドパネル(19)
発光部
AF補助光発光部(27)
ワイヤレス信号受光部
(36)
バウンス角度表示
(22)
液晶表示部(7)
操作部(6)
ターミナル内
・アクセサリー用ターミナル(41)
・外部電源用ターミナル(54)
ターミナルキャップ
フラッシュ取りはずし
ボタン(10)
オートロックフット
バウンスロック解除
ボタン(22)
電池室ふた(8)
ご使用前に本機前面部の保護シートをはがしてください。
5
操作部の名前
セレクトボタン
−ボタン
モードボタン
表示部照明
ボタン(26)
発光ON/OFF切り換え
ボタン(11)
充電完了表示(13)
+ボタン
テスト発光/
モデリング発光
ボタン(21)
テスト発光モード切り
換え/ホールドレバー
(20)
ズーム(照射角)切り換え
ボタン(18)
6
液晶表示部
近距離表示限界指標(14)
距離表示(14)/
マルチ発光間隔表示(45)
ハイスピードシンクロ
表示(33)
ワイヤレス発光表示
(38〜40)
調光確認表示(13)
TTL制御表示
(30)
ワイヤレス信
号発光(コン
ローラー)表示*
マニュアル発
光表示(30)
マルチ発光表
示(44)
カスタム設定
表示(50)
光量比制御表示*
* 表示されますが、
ご使用になれません。
マルチ発光間隔単位(45)
発光ON/OFF表示(12)
遠距離表示限界
指標(14)
表示距離単位
(51)
バッテリー警
告表示(9)
バウンス表示
(22)
マルチ発光回数単位
(46)
照射角単位(17)
光量レベル表示(42)
照射角切り換え表示(18)
照射角(17, 18)/
マルチ発光回数表示(46)
このページの図では、説明のためすべての表示を点灯させています。
7
電池の入れかた
以下のいずれかの電池を使用します。
*電池は同梱していません。
• 単3形アルカリ乾電池 4本
• 単3形リチウム電池 4本
• 単3形ニッケル水素電池(Ni-MH) 4本
ニッケル水素電池は、必ず指定の充電器で完全に充電してからお使いくださ
い。
1 電池室ふたを図の方向に押して開ける。
2 電池室内の表示にしたがって電池を入れる。
3 電池室ふたを閉める。
• 開けるときと反対の手順に沿ってください。
• 液晶表示部に表示が現れます。表示されない場合は、発光ON/OFF
切り換えボタンを押してください。
8