作成日:
更新日:
2014年 4月 8日
2014年 4月 8日
発行: シャープ株式会社
プラズマクラスター機器(事) 第1技術部
松
原
KI-DX85/DX70/DX50 シリーズ
ファンクションチェッカー仕様書 (補足1)
制御基板マイコン(IC1)の書き込みマニュアル
1. 書き込みには、RENESAS ELECTRONICS製のROMライター 「E1 (型名 R0E000010KCE00)」を使用します。
御社にてマイコン手配先の代理店(三信電気 または 菱洋エレクトロ)で購入してください。
E1
http://japan.renesas.com/products/tools/emulation_debugging/onchip_debuggers/e1/
2. 書き込み用ソフトウェアは、RENESAS ELECTRONICS製 「Renesas Flash Programmer」です。
下記 RENESAS ELECTRONICS社 WEBサイトから入手してください。バージョンはV1.03.00以上を推奨します。
日本語版 :
英語版:
http://japan.renesas.com/rfp
http://www.renesas.com/rfp
3. マイコン書込み用ソフトウェア「Renesas Flash Programmer」をインストールしてください。
インストール方法は、入手した実行形式ファイル(Renesas_Flash_Programmer_Package_Vxxxxx.exe)を実行してください。
インストーラに従いインストールしてください。
ソフトウェアのインストール前に「E1」をホスト・マシンへ接続しないでください。
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KC-B70/B50 シリーズ用 RFP使用マニュアル
4. ホストマシン(IBM PC/AT互換機)とROMライター「E1」を接続します。
ホストマシン
「E1」同梱のUSBケーブル
E1
5. マイコン書き込み用ソフトウェア「Renesas Flash Programmer」を起動します。
起動後、「新しいワークスペースの作成」を選んで、「次へ」をクリックします。
① 新しいワークスペースの作成
② クリック
6. グループ、製品名を選択して「次へ」をクリックします。
7. 使用ツールを指定して「次へ」をクリックします。
① RL78を選択
② R5F100LE を選択
③ ワークスペース名と作成場所を
任意に設定する。
④ クリック
クリック
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8. 通信速度を指定して「次へ」をクリックします。
9. 下図の通り電源設定を指定して「次へ」をクリックします。
10. 「詳細」をクリックします。
クリック
クリック
クリック
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KC-B70/B50 シリーズ用 RFP使用マニュアル
11. 動作オプションを変更します。
① 書き込み後セキュリティ実行を「無効」
他の4つを「有効」に設定する。
② クリック
12. 「参照」をクリックし、データファイルを指定します。
① R5F100LE 確認
③ クリック
② 「消去後書込み」確認
④ ファイルを指定
ファイルは別途チェッカー仕様書と一緒に送付します
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13. ROMライター「E1」と空気清浄機基板を接続
E1 側
Pin番号 端子名
R.F.U
GND
R.F.U
R.F.U
TOOL0
TRESET
R.F.U
VDD
EMVDD
RESET
R.F.U
GND
RESET
GND
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
空気清浄機基板側
コネクタ FLASH
Pin番号 端子名
VDD
GND
1
2
3
4
5
TOOL0
RESET
-
※ E1側のピン・アサイン(引脚分配)の詳細については、「E1」 のユーザーズ・マニュアルで確認して下さい。
14. 「スタート」をクリックすると、書き込みを開始します。
クリック
15. 「正常終了」が表示されると書き込み合格です。「異常終了」の場合はやり直してください。
① 「正常終了」 を確認
※ 下記「異常終了」の場合は書き込み不良です。
② チェックサム値を確認
※ 左図のチェックサムの値は参考値であり、実際は
データファイルと一緒に発行する「ファンクション
チェッカー仕様書」に記載の値を確認してください。
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16. 続けて書き込みを実施する場合は、空気清浄機基板を取り換えて、『14.「スタート」をクリックすると、書き込みを開始します。』
から繰り返してください。
17. ホストコンピューター再起動時、または、書込みソフト終了後に再度起動した場合については、
① 『5.マイコン書き込み用ソフトウェア「Renesas Flash Programmer」を起動します。』で、「作成済みのワークスペースを開く」または
「前回作成したワークスペースを開く」を選び「次へ」をクリックします。
クリック
② 『6.グループ、製品名を選択して「次へ」をクリックします。』 から 『11.動作オプションを変更します。』 までは記憶されて
いるので、『12.「参照」をクリックし、データファイルを指定します。』 から 実施します。
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