4-080-134-02 (1)
LCD Data Projector
取扱説明書
Xxxxxxxxx
JP
CS
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱い
かたを示しています。この取扱説明書をよくお読みのうえ、製品を安全に
お使いください。お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず
保管してください。
VPL-PX21
VPL-PX31
2000 Sony Corporation
安全のために
ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、電気製品は、
まちがった使いかたをすると、火災や感電などにより死亡や大けがなど人身
事故につながることがあり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
5 (JP)〜 8 (JP)ページの注意事項をよくお読みください。
定期点検をする
5 年に 1 度は、内部の点検を、お買い上げ店またはソニーのサービス窓口に
ご依頼ください(有料)。
故障したら使わない
すぐに、お買い上げ店またはソニーのサービス窓口にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
,
1 電源を切る。
2 電源コードや接続コードを抜く。
3 お買い上げ店またはソニーの
サービス窓口に連絡する。
・煙が出たら
・異常な音、におい
がしたら
・内部に水、異物が
入ったら
・製品を落としたり
キャビネットを破
損したときは
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラス
B情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この
装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすこと
があります。
取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
2 (JP)
警告表示の意味
取扱説明書および製品では、次
のような表示をしています。表
示の内容をよく理解してから本
文をお読みください。
この表示の注意事項を守らない
と、火災や感電などにより死亡
や大けがなど人身事故につなが
ることがあります。
この表示の注意事項を守らない
と、感電やその他の事故により
けがをしたり周辺の物品に損害
を与えたりすることがありま
す。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
目次
概要
設置/接続と投影
メニューで行う調整と設定
設置
................................................................................. 5 (JP)
................................................................................. 6 (JP)
電池についての安全上のご注意 ............................................ 7 (JP)
ランプについての安全上のご注意 ........................................ 8 (JP)
本機の特長 ........................................................................... 9 (JP)
各部の名称と働き ............................................................... 10 (JP)
前面/左側面 .................................................................................. 10 (JP)
後面/右側面/底面 ...................................................................... 10 (JP)
コントロールパネル ........................................................................... 12 (JP)
コネクターパネル .............................................................................. 13 (JP)
リモートコマンダー ............................................................................ 15 (JP)
設置する ............................................................................. 16 (JP)
接続する ............................................................................. 17 (JP)
コンピューターを接続する ................................................................ 17 (JP)
ビデオ機器/15k RGB/コンポーネント機器を接続する .............. 20 (JP)
メニュー表示言語を切り換える .......................................... 21 (JP)
スクリーンに画像を映す .................................................... 21 (JP)
プレゼンテーションに便利な機能 ..................................................... 23 (JP)
JP
日
本
語
メニューの操作方法 ........................................................... 24 (JP)
画質調整メニュー ............................................................... 24 (JP)
信号設定メニュー ............................................................... 26 (JP)
初期設定メニュー ............................................................... 28 (JP)
設置設定メニュー ............................................................... 29 (JP)
設置例 ................................................................................ 30 (JP)
床置き............................................................................................... 30 (JP)
天井つり........................................................................................... 31 (JP)
設置時のご注意 .................................................................. 32 (JP)
設置に適さない場所 ........................................................................ 32 (JP)
使用に適さない状態 ........................................................................ 32 (JP)
3 (JP)
保守・点検
その他
メンテナンス...................................................................... 33 (JP)
ランプを交換する ............................................................................. 33 (JP)
エアーフィルターが汚れてきたら...................................................... 34 (JP)
トラブル時の対処 ............................................................... 35 (JP)
本機の性能を保持するために ............................................. 37 (JP)
保証書とアフターサービス ................................................. 37 (JP)
仕様....................................................................................38 (JP)
索引....................................................................................44 (JP)
4 (JP)
火災
感電
下記の注意を守らないと、
火災や感電により死亡や大けがに
つながることがあります。
電源コードを傷つけない
電源コードを傷つけると、火災や感電の原因
となることがあります。
・ 設置時に、製品と壁やラック(棚)などの
間に、はさみ込んだりしない。
・ 電源コードを加工したり、傷つけたりしない。
・ 重いものをのせたり、引っ張ったりしない。
・ 熱器具に近づけたり、加熱したりしない。
・ 電源コードを抜くときは、必ずプラグを
持って抜く。
万一、電源コードが傷んだら、お買い上げ店
またはソニーのサービス窓口に交換をご依頼
ください。
内部を開けない
内部には電圧の高い部分があり、キャビネッ
トや裏ぶたを開けたり改造したりすると、火
災や感電の原因となることがあります。内部
の調整や設定、点検、修理はお買い上げ店ま
たはソニーのサービス窓口にご依頼くださ
い。
天井への取り付けは絶対に自分でやらない
天井への取り付けは必ずお買い上げ店またはソ
ニーサービス窓口にご依頼ください(有料)。
天井の強度不足、取り付け方法が不十分のと
きは落下する危険があります。
必ずソニー製のプロジェクターサスペンショ
ンサポートをご使用ください。特約店の方は
取り付けを安全に行うために、必ず本書、特
約店様用設置説明書およびプロジェクターサ
スペンションサポートの取付説明書の注意事
項をお読みください。
レンズをのぞかない
投影中にプロジェクターのレンズをのぞくと光
が目に入り、悪影響を与えることがあります。
雷が鳴りだしたら、電源プラグに触れない
感電の原因となります。
排気口、吸気口をふさがない
排気口、吸気口をふさぐと内部に熱がこも
り、火災や故障の原因となることがありま
す。また、手を近づけるとやけどをする場合
があります。風通しをよくするために次の項
目をお守りください。
・ 壁から 30cm 以上離して設置する。
・ 密閉された狭い場所に押し込めない。
・ 毛足の長い敷物(じゅうたんや布団など)
の上に設置しない。
・ 布などで包まない。
・ 横倒しにしない。
お手入れの際は、電源を切って電源プラグを
抜く
電源を接続したままお手入れをすると、感電
の原因となることがあります。
プロジェクターの上に水が入ったものを置か
ない
内部に水が入ると火災や感電の原因となりま
す。
長時間の外出、旅行のときは、電源プラグを抜く
安全のため、必ず電源プラグをコンセントか
ら抜いてください。
床置き、または指定された天井つり金具を
使った天井つり以外の設置をしない
それ以外の設置をすると火災や大けがの原因
となることがあります。
5 (JP)
下記の注意を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に損害を与えるこ
とがあります。
運搬するときは必ずハンドルを持つ
• 運搬するときは、必ずハンドルを持ってくだ
さい。他の部分を持つとプロジェクターが壊
れたり、落としてけがをすることがあります。
• 床置きのプロジェクターを移動させると
き、本体と設置面との間に指を挟まないよ
うにご注意ください。
不安定な場所に設置しない
ぐらついた台の上や傾いたところに設置する
と、倒れたり落ちたりしてけがの原因となる
ことがあります。また、設置・取り付け場所
の強度を充分にお確かめください。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因となるこ
とがあります。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに電源
を切り、電源コードや接続ケーブルを抜い
て、お買い上げ店またはソニーのサービス窓
口にご相談ください。
本機は日本国内用です
交流 100V でお使いください。
海外などで、異なる電圧で使うと、火災や感
電の原因となることがあります。
ぬれた手で電源プラグにさわらない
湿気やほこり、油煙、湯気の多い場所や虫の
入りやすい場所、直射日光が当たる場所、熱
器具の近くに置かない
火災や感電の原因となることがあります。
指定された電源コード、接続ケーブルを使う
取扱説明書に記されている電源コード、接続
ケーブルを使わないと、感電や故障の原因と
なることがあります。
電源コード/接続ケーブルに足を引っかけな
い
電源コードや接続ケーブルに足を引っかける
と、プロジェクターが倒れたり落ちたりして
けがの原因となることがあります。
アジャスター調整時に指を挟まない
アジャスターの調整は慎重に行ってくださ
い。そうしないと、アジャスターに指を挟み、
けがの原因となることがあります。
定期的にエアーフィルターをクリーニングす
る
約 300 時間使用したら、必ずエアーフィル
ターのクリーニングをしてください。
天井にプロジェクターを取り付けた場合はほ
こりがたまりやすくなりますので、特にこま
めにクリーニングしてください。
クリーニングを怠るとフィルターにごみがた
まり、内部に熱がこもって火災の原因となる
ことがあります。
ぬれた手で電源プラグの抜き差しをすると、
感電の原因となることがあります。
定期的に内部の掃除を依頼する
水のある場所に置かない
水が入ったり、濡れたり、風呂場などで使う
と、火災や感電の原因となります。雨天や降
雪中の窓際でのご使用や、海岸、水辺でのご
使用は特にご注意ください。
6 (JP)
長い間掃除をしないと内部にほこりがたま
り、火災や感電の原因となることがありま
す。1 年に 1 度は、内部の掃除をお買い上げ
店またはソニーのサービス窓口にご依頼くだ
さい(有料)。
特に、湿気の多くなる梅雨の前に掃除をする
と、より効果的です。
レーザー発光部をのぞかない
リモートコマンダーのレーザー発光部をのぞ
き込むと目に悪影響を与えることがありま
す。
注意
レーザ光
ビームをのぞきこまないこと
1.0mW半導体レーザ645nm
クラス2レーザ製品
このラベルはリモー
トコマンダーの後面
に貼付されています。
レーザーポインターを人に向けて使用しない
目に悪影響を与えるなど、けがの原因となる
ことがあります。
安全アースを接続する
安全アースを接続しないと、感電の原因とな
ることがあります。次の方法でアースを接続
してください。
・ 電源コンセントが 3 極の場合
付属の電源コードを使用することで、安全アースが
接続されます。
・ 電源コンセントが 2 極の場合
付属の3極t 2極の変換プラグアダプターを使用し、
変換プラグアダプターから出ている緑色のアースを、
建物に備えられているアース端子に接続する。
変換プラグアダプター
アース線
不明な点はお買い上げ店またはソニーのサービス窓口
にご相談ください。
電池についての安全上の
ご注意
ここでは、本機での使用が可能なソニー製乾電池についての
注意事項を記載しています。
万一、異常が起きたら
電 池 の 液 が 目 に
入ったら
,
すぐにきれいな水で洗い、ただ
ちに医師の治療を受ける。
煙が出たら
,
お買い上げ店またはソニーの
サービス窓口に連絡する。
電池の液が皮膚や
衣服に付いたら
,
すぐにきれいな水で洗い流す。
バッテリー収納部内
で液が漏れたら
,
よくふき取ってから、新しい電
池を入れる。
下記の注意事項を守らないと、
破裂・発熱・液漏れにより、死
亡や大けがなどの人身事故にな
ることがあります。
・ 乾電池は充電しない。
・ 火の中に入れない。ショートさせたり、分
解、加熱しない。
・ 指定された種類の電池を使用する。
下記の注意事項を守らない
と、破裂・液漏れにより、けが
をしたり周辺の物品に損害を与えたりするこ
とがあります。
・ 投げつけない。
・ 使用推奨期限内(乾電池に記載)の乾電池
を使用する。
・ 3 と # の向きを正しく入れる。
・ 電池を入れたまま長期間放置しない。
・ 新しい電池と使用した電池は混ぜて使わな
い。
・ 種類の違う電池を混ぜて使わない。
・ 水や海水につけたり濡らしたりしない。
7 (JP)
ランプについての安全上
のご注意
プロジェクターの光源には、内部圧力の高い水銀ラン
プを使用しています。高圧水銀ランプには、つぎのよ
うな特性があります。
・ 衝撃やキズ、使用時間の経過による劣化などにより大
きな音をともなって破裂したり、不点灯状態となって
寿命が尽きたりすることがある。
・ 個体差や使用条件によって、寿命に大きなバラツキが
ある。指定の時間内であっても破裂、または不点灯状
態になることがある。
・ 交換時期を越えると、破裂の可能性が高くなる。
「ランプを交換してください」というメッセージが表
示されたときには、ランプが正常に点灯している場合
でも速やかに新しいランプと交換してください。
火災
感電
下記の注意を守らないと、
火災や感電により死亡や大けがに
つながることがあります。
下記の注意を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に損害を与えるこ
とがあります。
ランプが破裂したときはすぐに交換を依頼す
る
ランプが破裂した際には、プロジェクター内
部やランプハウス内にガラス片が飛散してい
る可能性があります。ソニーのサービス窓口
にランプの交換と内部の点検を依頼してくだ
さい。また、排気口よりガスや粉じんが出た
りすることがあります。ガスには水銀が含ま
れていますので、万が一吸い込んだり、目に
入ったりした場合は、けがの原因となること
があります。
速やかに医師にご相談ください。
ランプを傾けて持たない
ランプを傾けて持つとランプの破損時にラン
プの破片が飛び、けがの原因となることがあ
りますので、水平に持ってください。
ランプ交換はランプが充分に冷えてから行う
電源を切った直後はランプが高温になってお
り、さわるとやけどの原因となることがあり
ます。ランプ交換の際は、電源を切ってから
1時間以上たって、充分にランプが冷えてか
ら行なってください。
お願い
ソニーは環境保全のため、プロジェクターの使用済
みランプの回収を行なっています。使用済みのラン
プは、最寄りのソニーサービスステーションまたは
お買い上げのソニー特約店までお持ちくださるよう、
ご協力をお願いいたします。
8 (JP)